正式契約目前の若き才能が、痛い出費を強いられてしまった。

 大衆紙「ビルト」が報じたところによると、来年1月1日からウォルフスブルクとプロ契約する予定で、すでに同クラブの練習に参加しているナイジェリア人FWビクター・オシムヘンが、外側半月板を負傷してしまったため、ミュンヘンで手術を受けることになったという。

 しかし、その費用2000ユーロ(約23万円)は、なんとオシムヘンが自腹で払うはめに。その理由についてクラブは大衆紙「ビルト」に、こう説明している。

 「オシムヘンはまだ我々の正式な契約選手ではないため、治療にかかるお金を我々が負担することはありません」

 ナイジェリア最大の都市ラゴスのアルティメット・ストライカーズに所属していたオシムヘンは、昨年行われたU-17W杯で得点王に輝き、飛び級でU-23ナイジェリア代表にも選出された実力者。ビルト紙によれば、同選手にはプレミアリーグの強豪アーセナルやトッテナムも目をつけていたそうだが、最終的にウォルフスブルクが争奪戦を制したという。

 ウォルフスブルクは「資金難にあえいでいる」というわけではなく、むしろブンデスリーガの中でも裕福な部類に入るクラブ。ましてやオシムヘンは、彼らが獲得を熱望した選手であり、さらにはまだ17歳の少年である。

 将来性を見込んで青田買いするのであれば、2000ユーロの手術費くらいポンっと払ってあげてもいいのでは?