今季のプレミアリーグに出場した全選手の中で、イングランド出身選手は全体の約32%しかいなかった。23日付の英紙デーリー・メールが報じた。

 今季ここまで出場した選手は全456人中、イングランド出身選手は146人。わずか約32%となっている。同リーグが発足した92-93年シーズンは全544人中、387人で約71%と、大半の選手がイングランド出身選手だった。

 多額のテレビ放映権を手にしてから、多くの大物外国人選手がプレミアリーグに参戦した影響もあり、04-05年シーズンでは、全515人中、199人で約39%と、一気に減少した。

 先週末に行われたリーグ戦では、出場した選手の出身地は48カ国で、全256人中、イングランド出身選手は82人。こちらも約32%となった。2位にはスペイン人の20人、3位はフランスの19人、4位オランダの14人、5位ベルギーの13人と続いた。

 また、クラブ別のイングランド出身選手の出場は、ボーンマスが最多の9人。次に6人でクリスタルパレス、エバートン、ノリッジ、サンダーランドの4クラブ。ビッグクラブではマンチェスターUが5人、アーセナルが4人、マンチェスターCが3人と過半数以下。チェルシーに関しては、ニューカッスルに並び1人で最下位だった。

 プレミアリーグは来季からの3年間でテレビ放映権料が95億ユーロ(約1兆2400億円)を得る。来シーズンのブンデスリーガのテレビ放映権料が8億3500万ユーロ(約1086億円)だけに、他リーグを大きく引き離しており、今後も莫大(ばくだい)な資金力を後ろ盾に、プレミア各クラブはさらに多くの有望な外国人選手の獲得が可能になる。一方で、イングランド出身選手には出場機会が減少することになり、同国代表にとっては厳しい状況になる。