MF香川真司(28)が所属するドルトムントは11日、ホームでのチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦のモナコ戦が、チームバスが爆発に巻き込まれたため中止になったと発表した。

 ドルトムントの本拠地スタジアムから約10キロの距離にあるホテルをチームバスが出て大通りに入った直後に爆発は起こった。爆発の衝撃で側面の窓ガラスに大きなひびが入るほどで、バスの後部に座っていたバルトラは右手を負傷し、手術を受けた。

 スイス・メディアによると、ドルトムントに所属するスイス代表GKビュルキは「ホテルを出て小さな通りを下り、大通りへと曲がったとき、爆音がした。本当の爆発だった。僕らバスの中にいた全員がかがんで、可能なものは床に伏せた」と、当時の様子を生々しく語った。

 ホテルは緑の多い郊外にあり、爆発後は周辺の幹線道路が広範囲にわたって警察によって封鎖された。現場の近隣に宿泊する客は車で向かうことができずに、徒歩でホテルへと向かった。

 爆発が起こったとの情報が駆け巡ったとき、既に競技場には多くのサポーターが詰めかけていた。チームのバスが狙われたというショッキングな出来事に信じられないといった表情を浮かべるファンもいた。「スタジアムおよび、その周辺は安全です」とのアナウンスが流れ、目立った混乱はなかった。