香川真司が所属するドルトムントのFWピエールエメリック・オバメヤンの移籍話について、12日の独紙ビルトが以下のように報じている。

 ドルトムントとオバメヤンは20年まで契約を結んでいるが、移籍金が納得のいくものならば移籍の可能性はある。7000万ユーロ(約84億円)以上でオファーがくればあり得るとみられている。

 ACミランが獲得レースに名乗りを上げてきている。中国投資家の参入で十分な資金はある。オバメヤンはユース時代にACミランでプレー、プロデビューを果たしている。今でも家族の一部はミランで暮らしており、オバメヤンも時間があると定期的にミランを訪れている。

 だが、移籍はスポーツ面からみると1歩後退になる。ACミランは来季最高でも欧州リーグ出場の可能性があるだけ。そのためパリサンジェルマンへの移籍の方が可能性は高そうだ。ACミランはオファーを出すのが遅すぎたかもしれない。ドルトムントにとっては好都合。両者のせめぎあいで移籍金額が上昇するだろう。