昨年9月以来の日本代表復帰を果たしたメキシコ1部パチューカFW本田圭佑(31)が、先制点をアシストした。敵地ネカクサ戦の前半36分に左サイドからのFKでキッカーを務め、ピンポイントクロスでMFグティエレスのヘディング弾を演出。後半32分までプレーし、試合は1-1で引き分けた。これで1月からの後期リーグ戦は12試合出場でリーグ最多6アシスト、4得点と絶好調。9試合で得点、アシストの両方またはいずれかを記録している。

 これまでの代表招集は、前所属のACミランで出場機会の少なさから、試合勘の不安が常につきまとってきた。今回はコンスタントに試合に出て結果を残し、アロンソ監督に「高いレベルでプレーできている」と感謝を述べるほど、状態は良い。ワールドカップ(W杯)ロシア大会のメンバー入りに向け、ベルギーでの2試合。本田が万全の態勢で臨む。