第2戦が行われ、アタランタがホームでフィオレンティナに2-1で逆転勝ちし、2戦合計5-4で23季ぶりの決勝進出を決めた。

第1戦を3-3で引き分けたアタランタは前半3分にカウンターを浴びて失点してリードを許したが、同14分、MFゴメスが倒されて得たPKをFWイリチッチが左足でゴール右へ突き刺して同点に追いついた。後半24分にはゴメスがペナルティーエリア右から放った強烈なグラウンダーのシュートが相手GKの両手をはじいてゴールに飛び込み、勝ち越しに成功。そのまま逃げきった。

準々決勝でユベントスを破って5連覇の野望を砕き、リーグ戦前節では2位ナポリに逆転勝ちして欧州チャンピオンズリーグ圏の4位ACミランに勝ち点で並んだアタランタは、5月15日にローマで行われる決勝で62-63年シーズン以来56季ぶりの優勝を目指し、ラツィオと対戦する。