開幕し、FIFAランク3位の地元ブラジルが同63位のボリビアを3-0で下し、白星発進した。

FWネイマール(パリサンジェルマン)が負傷で離脱したブラジルのスタメンは、GKアリソン(リバプール)DFアウベス(パリサンジェルマン)DFチアゴシウバ(パリサンジェルマン)DFマルキーニョス(パリサンジェルマン)DFフェリペルイス(アトレチコ・マドリード)MFフェルナンジーニョ(マンチェスター・シティー)MFカゼミロ(レアル・マドリード)MFコウチーニョ(バルセロナ)FWリシャルリソン(エバートン)FWフィルミノ(リバプール)FWネレス(アヤックス)の4-3-3。

ボリビアのスタメンは、GKランペ(サンノゼ)DF・M・ベハラノ(ザ・ストロンゲスト)DFハキム(プエブラ)DFジュージーノ(ボリバル)DF・D・ベハラノ(ボリバル)MFチュマセロ(プエブラ)MFフスティニアノ(ボリバル)MFサウセド(ホルヘ・ウィルステルマン)MFサアベドラ(ボリバル)MFカストロ(ザ・ストロンゲスト)FWマルティンス(石家荘永昌)の4-4-1-1。

前半はブラジルがシュート9本を放ったが、トップのFWマルティンスだけを前線に残し引いて守るボリビアの前に無得点。完全に崩すシーンはなく決定機も作れない地元チームにスタンドからはブーイングが飛んだ。ボリビアのシュートは2本でゴールを脅かすものではなかった。

後半に入り、ようやくスタンドが沸いた。5分、FWリシャルリソンの右足シュートが相手DFジュージーノのハンドを誘ってPKを獲得。プレー直後は流されたが、VARで判定され、これをMFコウチーニョが相手GKに方向を読まれながらもゴール左へ突き刺して先制した。さらにその3分後にもFWフィルミノの右クロスにコウチーニョがフリーで飛び込んで頭で押し込み、あっという間に2点をリードした。

同40分には交代出場のFWエベルトン(グレミオ)が左からドリブルで中央へ切れ込み、強烈な右ミドルシュートでファーのサイドネットを揺らしてダメ押し点を奪った。

同26位の日本はC組で、17日に同15位で大会2連覇中のチリと初戦を戦う。