15日にアウェーで行われた欧州選手権予選にスウェーデン戦に1-1で引き分けたスペイン代表の本大会出場が決定した。スペイン紙ムンド・デポルティボ(電子版)は、14大会連続となる国際大会(W杯と欧州選手権)出場となったと、16日に報じた。

スペイン代表が最後に国際大会で予選敗退したのは、1992年にスウェーデンで開催された欧州選手権だった。それ以降の14大会すべての予選を勝ち抜いている。ヨーロッパの他の強豪国では、イタリアとオランダは昨年のロシアW杯に出場できなかった。またオランダは2016年にフランスで開催された欧州選手権でも予選敗退している。

イングランドは1994年のW杯アメリカ大会、2008年のオーストリア・スイス大会の欧州選手権に出場できず。フランスはW杯アメリカ大会の予選で敗れている。一方、まだ予選突破を決めていないものの、ドイツだけがスペインの数字に並ぶ可能性が高い。

スペイン代表はその間、W杯1度(2010年南アフリカ大会)、欧州選手権2度(2008年オーストリア・スイス大会、2012年ポーランド・ウクライナ大会)と、3大会連続で優勝を果たしている。

(高橋智行通信員)