レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオラモス(34)はリーグ戦でここ2試合、PKでチームに勝利を与え続けている。非常に高いPK成功率を誇り、クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)やメッシ(バルセロナ)を上回っていることをスペイン紙マルカが7日に報じている。

セルヒオラモスがスペイン1部リーグで初めてPKのキッカーを務めたのは2010年11月のビルバオ戦だった。それから今月5日に行われた今季の第34節ビルバオ戦に至るまで、通算15本のPKを蹴り14本を成功させている。その成功率は93・33%と非常に高い。

セルヒオラモスがPKを蹴り始めた10年11月以降、スペイン1部リーグで最も成功率の高く、セルヒオラモスの数字を上回る唯一の選手は現在2部のジローナでプレーするストゥアーニ。ラシン・サンタンデール、エスパニョール、ジローナでキッカーを務めた16本全てを成功させており、成功率は100%となっている。

スペイン1部リーグで数多くのゴールを決めているC・ロナウドのRマドリード時代の成功率は84・72%(72本中61本成功)、メッシの成功率は81・53%(65本中53本成功)となっている。

◆セルヒオラモス初PK後のスペイン1部リーグPK成功率ランキングトップ10(※ストゥアーニ、ディエゴ・カストロ、アポーニョ、クリスティアーノ・ロナウド、ネグレドは現在、スペイン1部リーグ外のクラブでプレー)

1位 ストゥアーニ(ジローナ) 成功率100%(16本中16本成功)

2位 セルヒオラモス(Rマドリード) 成功率93・33%(15本中14本成功)

3位 ディエゴ・カストロ(パース・グローリー/オーストラリア) 成功率88・23%(17本中15本成功)

4位 イアゴ・アスパス(セルタ) 成功率88%(25本中22本成功)

5位 アポーニョ(マルベージャ) 成功率86・95%(23本中20本成功)

6位 ラウール・ガルシア(ビルバオ) 成功率85%(20本中17本成功)

7位 C・ロナウド(ユベントス/イタリア) 成功率84・72%(72本中61本成功)

8位 パレホ(バレンシア) 成功率83・87%(31本中26本成功)

9位 メッシ(バルセロナ) 成功率81・53%(65本中53本成功)

10位 ネグレド(アル・ナスル/UAE) 成功率80%(20本中16本成功)

(高橋智行通信員)