ライプチヒ(ドイツ)が2-1でアトレティコ・マドリード(スペイン)に競り勝ち、クラブ史上初の4強進出を決めた。

終盤での劇的な勝利に、就任1年目のユリアン・ナーゲルスマン監督(33)は「我々のチームにとって良い試合になり、うれしい。試合の最後3分の1が少し良くなり、それが相手との違いになった。(初4強は)チームにとって良い感情であり、とても誇りだ。準決勝に進めることは良い」と振り返った。

特にU-21(21歳以下)フランス代表DFダヨ・ウバメカノ(21)は身長186センチの高さを生かしたヘディングと素早いチェックでFWディエゴコスタ(31)を徹底マーク。相手の好機をつぶし続けた。同監督は「多くのチャンスは演出できなかったが、アトレティコも同じ。我々の方が相手よりも少し相手ゴールに対して危険な存在になれたと思う。チームは非常に早く成長している。次の試合のために準備した」と満足顔で、18日のパリ・サンジェルマンとの準決勝を見据えていた。