新型コロナウイルスにより多くのクラブが経済危機に陥る一方で、MF久保建英が加入したビリャレアルの今季の予算が昨季よりも高くなる予定だと、スペイン紙アスが21日に報じている。

ビリャレアルのフェルナンド・ロッジ会長がアス紙に対し、「優れた選手と契約するという賭けは年間予算を増やす必要があることを意味している。ビリャレアルはその努力ができる経済的バランスを備えたクラブだ」と語ったという。

事実、ビリャレアルの昨季の年間予算が1億3000万ユーロ(約162億5000万円)だったのに対し、今季は1000万ユーロ(約12億5000万円)増の1億4000万ユーロ(約175億円)近くに達する予定であるという。

高給取りのカソルラやブルーノ・ソリアーノが今夏退団したことによる支出の減少は、トップレベルの選手たちの入団により相殺されるとのこと。コクランとパレホへの給料や投資は、クラブがトップチームに多額の投資を継続することを意味する。

さらに、アルビオル、アセンホ、アルベルト・モレーノ、イボーラ、ジェラール・モレーノ、そしてクラブ史上最高額の移籍金2500万ユーロ(約31億2500万円)で入団したパコ・アルカセルのような選手たちにも、引き続き高額な給料を支払うことになるという。

しかしビリャレアルは経営が安定しているため、多くのクラブが経済危機に陥る中でも大きな影響を受けず、財政的な強さを発揮できているとアス紙は伝えている。(高橋智行通信員)