世界最大の監査法人グループであるデロイトは「フットボール・マネー・リーグ」(トップクラブの財政状況のリポート)を発表。欧州トップクラブが新型コロナウイルスの影響で、20-21年シーズン終了時には合計20億ユーロ(約2500億円)の経済的損失を被ると試算した。

また19-20年シーズンに欧州トップ20クラブは合計82億ユーロ(約1兆300億円)の収入があったが、これは前シーズンから12%のダウン。コロナの影響で、放映料や試合開催による収益が減収となったことが主な要因だとした。デロイトは試合開催による収益については、20-21年終了時もほぼゼロに近いものになると予想している。

またクラブ別の収入ランキングではバルセロナが7億1510万ユーロ(約894億円)で首位をキープ。それでもトップ20クラブの中で2番目に大きい減収があったという。2位以下はRマドリード、Bミュンヘン、マンチェスターU、リバプール、マンチェスターC、パリ・サンジェルマン、チェルシー、トットナム、ユベントスと続いている。