ベルギーのブリュッセルでスウェーデン人2人が射殺された事件を受け、同国で行われていた欧州選手権予選ベルギー-スウェーデン戦が安全上の理由からハーフタイムで中止となった。

銃撃事件は試合の数時間前に市内で発生し、テロとして処理されている。犯人は逃走中。

ファンや選手は安全のため試合会場のボードゥアン国王競技場にとどまるように命じられ、午後10時45分に避難が開始された。

スウェーデン代表は警察のエスコートで空港に向かい、スウェーデンのファンも警察に付き添われて市内に入った。

スウェーデン代表のアンデルソン監督は、ハーフタイムに選手たちとともに銃撃事件のことを知ったと説明。「ハーフタイムのためにロッカーに戻ってきた時、この事件の情報を得た。すぐにとても非現実的だと感じた。私たちは今、どんな世界に生きているのだろうと」

「ロッカールームに入り、選手たちが話し始めたとき、犠牲者とその家族への敬意からプレーを続行しないことで100%合意した」などと話した。

銃撃事件の犠牲者が欧州選手権予選を観戦するためにブリュッセルにいたかどうかについてはまだわかっていない。

ソーシャルメディアに投稿された事件のビデオには、アラビア語を話す男が神の名の下に攻撃を行ったと主張する様子が映っていた。

現地時間午後7時ごろに起きたイープル大通りでの銃撃事件後、警察と救急隊が付近の道路を封鎖した。

試合は1-1のまま打ち切られた。

スウェーデンのリンデロフ主将は「ベルギーはすでに本大会出場権を獲得しており、我々に欧州選手権に出場するチャンスはない。だから再試合を行う意味は見いだせない」と話した。