レアル・ソシエダードが今冬の移籍市場で新たに、ウニオン・ベルリンのスリナム代表FWシェラルド・ベッカー(28)獲得に向けて動いているとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が15日に報じた。
Rソシエダードは今冬、チョーをニースに売却したことで新たなサイドアタッカー探しに奔走している。同紙によると、アルグアシル監督やクラブのスポーツディレクターを務めるロベルト・オラベはスピードがあり、スペースに侵入する能力などを備えた選手を求めており、これまでジェグロバ(リール)、サラビア(ウルバーハンプトン)、オルセン(クラブ・ブルージュ)、オルナイス(ウエストハム)、アセンシオ(パリ・サンジェルマン)などが候補に挙がっていた。
そんな中、Rソシエダードは新たにベッカーをターゲットにしているとのことだ。ベッカーはRソシエダードが最も求めている純粋な右ウイングではなく、攻撃のあらゆるポジションでプレーできるポリバレントな能力や類まれなスピードを備えている。
今季終了後に契約が満了し、現在の市場価値は1200万ユーロ(約18億6000万円)と見積もられているため、今冬獲得する場合、その半分以下の金額で獲得できると見られている。
同紙によると、Rソシエダードはさらにブライアン・ヒル(トットナム)やウンゴニエ(エラス・ベローナ)とも接触しているとのことだが、ベッカーが最も実現できる可能性が高い選択肢であると考え、すでにウニオン・ベルリンと契約交渉を行なっているとのことだ。
昨季のブンデスリーガのデータによると、ベッカーの走るスピードは時速36・57キロを記録し、時速36・65キロのアデイェミ(ドルトムント)に次ぎ、同リーグで2番目に速い選手だった。
さらに今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)で時速36・3キロを記録し、時速36・1キロのエムバペ(パリ・サンジェルマン)や時速35・7キロのオペンダ(ライプチヒ)を抑え、1次リーグに参加した32チームの中で最速選手になっていた。(高橋智行通信員)

