アトレチコ・マドリードのシメオネ監督(55)が土壇場で敗れた欧州チャンピオンズリーグ(CL)開幕戦後、「試合中ずっと罵声を浴びせられていた」と終了間際に退席処分を受けたシーンについて言及した。
Aマドリードは17日にアウェーで優勝候補のリバプールと対戦した。ロバートソンとサラーのゴールで開始6分に2点のリードを許す非常に厳しい展開となるも、その後反撃し、前半アディショナルタイムにジョレンテが1点を返してハーフタイムを迎えた。さらに後半36分、ジョレンテが再び得点を記録して同点に追いついた。しかし、後半終了間際、CKからファン・ダイクにヘディングシュートを決められてしまい、惜しくも2-3で敗北を喫した。試合後、シメオネ監督が話したもようをスペイン紙マルカが伝えている。
シメオネ監督はまず、土壇場で敗れたリバプール戦について、「チームは良い形でスタートできなかった。最初の失点は不運なもので、ゲームプランが狂ってしまった。2失点目は素晴らしいゴールだったよ。しかし、チームはそこから互角に戦い、我々が試合に入るための励みとなるゴールをマルコス(ジョレンテ)が決めてくれて、前半が終了した。後半は調子を上げて粘り強く戦い、2-2の同点にしたが、ファン・ダイクのスーパーゴールで試合に敗れるという苦い思いをすることになった」と振り返った。
ファン・ダイクの決勝点後、観客の一部と口論になって激昂し、最終的に退席処分になったことについては、「試合中ずっと罵声を浴びせられていたが、私は監督なので何も言うことができない。自分のリアクションは正当化できないが、90分間絶え間なく侮辱に耐え続けるのがどんなものか、あなたには分からないだろう。私は試合中、ずっと罵声を浴び続けた。リバプールがそのような行為をしていた人物を特定してくれることを願っている」と相手サポーターに大きな問題があったことを明かした。
リバプール戦のポジティブな点については、「我々には精神力が必要だった。多くの選手が加入したばかりの状況下で難しいスタジアムに来て、攻撃力のあるチームと対戦した。2点リードされたので最初は良い結果になると思っていなかったよ。もし負けるなら、このような形で負ける方がいい」と述べていた。
(高橋智行通信員)

