レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長(78)が「バルセロナが少なくとも17年間にわたり、審判技術委員会の副会長に800万ユーロ(約14億4000万円)以上支払っていたのは普通のことではない」と痛烈批判した。

Rマドリードは23日、クラブ会員の代議員総会を実施した。その際にペレス会長がスピーチしたもようをスペイン紙アスが伝えている。さまざまな事柄について言及する中、バルセロナの審判買収疑惑“ネグレイラ事件”について、次のように批判した。

「バルセロナが少なくとも17年間にわたり、審判技術委員会の副会長に800万ユーロ(約14億4000万円)以上支払っていたのは普通のことではない。その理由が何であれ、重要な職務を担っていた審判委員会の副会長に対してだ。その期間はくしくも、バルセロナが我が国で最高の成績を収めていた時期と重なっている」

さらにペレス会長はデータを用いて、両クラブの試合における自チームと相手チームの退場者を差し引きした数を比較し、バルセロナの審判買収の可能性を示唆した。

「21世紀におけるRマドリードの退場者数の差はマイナス2である。レッドカードが自分たちに126枚、対戦相手に124枚出されていた。一方、バルサはプラス61だ。バルセロナは108枚、相手チームは169枚だった。しかし、欧州カップ戦では同じ割合である(バルセロナはプラス12、Rマドリードはプラス13)。バイエルン・ミュンヘンとドルトムントの数もほぼ同じで、主要リーグも同様だ。一方、ネグレイラ時代の退場者数の差は、バルサがプラス49、Rマドリードがマイナス1となっている。結論はご自身で導き出してほしい」

(高橋智行通信員)