レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(25)が今季、熾烈(しれつ)なポジション争いに挑むとスペイン紙マルカ電子版が17日に報じた。
ワールドカップ(W杯)北中米大会でスペイン代表最多の5得点を記録し、優勝に大きく貢献したオヤルサバルが大幅に遅れてRソシエダードのプレシーズンに合流した。マタラッツォ監督が4−2−3−1のシステムを採用し、オヤルサバルのスタメン入りが確実視されていることを考慮すると、久保は今季、バレネチェア、オスカルソン、スチッチ、そして2週間前に手術(詳細不明)を受けたゲデスと、攻撃の残り3つのポジションを競う可能性が高いと同紙は予想している。
しかし、これはカルロス・ソレールがボランチの一角として起用されることが前提となっており、マタラッツォ監督が同選手をトップ下で起用するのがベストと判断した場合、ポジション争いはさらに激化する。
また、同紙は21日にアウェーで行われる26−27年シーズンのスペインリーグ初戦ベティス戦に向け、ゲデスの欠場がほぼ確実である一方、オヤルサバルは準備不足であるものの、スタメン入りする可能性があると予想。その理由について、「ゲデスとオヤルサバルの2人を同時に欠くことはチームにとって大きな痛手になるため」と説明している。
マタラッツォ監督がベティス戦でカルロス・ソレールをボランチに配置し、オヤルサバルを先発起用した場合、そのポジションがワントップかトップ下かで、オスカルソンかスチッチが外れることになる。しかし、スチッチにはサイドでプレーするという選択肢もあるため、久保かバレネチェアがスタメンを外れる可能性もあるとのことだ。
一方、ゲデスの復帰後、久保のポジション争いのライバルはバレネチェア、オスカルソン、スチッチ、ゲデスの4人となる。しかし、ゲデスはオヤルサバルと共にレギュラーの座を確保する可能性が高いため、実質的に他の3人と攻撃の残り二つのポジションを争うことになると同紙は予想している。
また同紙は、パブロ・マリン、ザハリャン、ゴティ、下部組織のオチエング、カレーラ、マーシャルといった攻撃の選手たちは、より厳しい状況に置かれていると伝えている。(高橋智行通信員)

