スペイン2部バリャドリードは29日、MF伊藤涼太郎(28)をフリーで獲得したと発表した。

伊藤はシント=トロイデン(ベルギー)を10得点5アシストという成績を残した昨季終了後、契約満了で退団した。それ以降、フリーの状態が続いた状況下、バリャドリード加入で合意した。

契約は来年の6月30日までとなっているが、クラブの地元紙エル・ノルテ・デ・カスティージャによると、出場数や成績に応じた契約延長オプションが付帯しているとのことだ。

バリャドリードはかつて、城彰二氏が2000年1月から半年間所属し、15試合の出場で2得点を挙げたクラブ。近年は1部昇格と降格を繰り返し、昨季から2年連続で2部に所属。今季ここまで7試合を戦い、2勝2分け3敗の勝ち点8で16位と低迷している。

16年に浦和レッズでプロデビューを果たした伊藤は、水戸ホーリーホックや大分トリニータへの期限付き移籍を経て、22年にアルビレックス新潟に完全移籍し、23年夏にシント=トロイデン(ベルギー)に加入した。所属3年間で110試合に出場し、19得点10アシストを記録。この間、24年1月1日のタイとの親善試合で日本代表デビューを飾っている。

伊藤はバリャドリード史上2人目の日本人選手として、今季、MF宮代大聖がラス・パルマス、DF喜多壱也がレアル・ソシエダードBに所属しているスペイン2部で、新たなキャリアをスタートする。(高橋智行通信員)