サッカーのドイツ1部リーグ、ブンデスリーガのドルトムントがスタジアムで携帯電話をロックした観客に賞品を提供すると発表。今週末の試合から実施される。AP通信が伝えた。

ドイツでは観客によるスマホの自撮りなどが、SNSに使用され収益化されていることが問題視されている。

ドルトムントではロック解除の頻度を計測するアプリを使用する観客に選手のサイン入りユニホームが当たるプレゼント企画をすでに始めているが、今回発表されたのは、ハーフタイムを除く試合中に、スマホロック解除の回数を計測。解除する度にポイントが失われていき、最もポイントの高い観客に賞品を提供するというもの。ただしスタジアム内でのスマホの利用を禁止するものではない。

ドルトムントは「多くのファンがスタンドでの自撮りや配信にいらだっている」「8万1000人以上の観客がスタジアムに集まり、歌い、歓声を上げ、息をのんでいる。ここで今この瞬間はかけがえのないものだ」と声明を発表している。

ドイツではプロ並みの機材を持ち込んで試合を撮影し、ネット配信を行う観客の存在を放映権や肖像権の面から問題視しているクラブも多い。