【マラガ(スペイン)=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(25)が敵地で行われたマラガ戦で公式戦7試合ぶりに先発出場し、前半3分に今季初ゴールとなる先制点を決めた。2-1の後半14分には今季初のアシスト。同26分までプレーして1得点1アシストと活躍し、5-2の勝利に貢献した。

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待望の今季初ゴールにも笑顔はなかった。舌を出して喜びを表し、駆け寄ってきたチームメートの祝福を受けた。厳しい表情を崩さなかったが、女優の福原遥(28)との結婚発表後、最初のゴール。公式戦では昨年12月20日のレバンテ戦以来302日ぶりのゴールとなり、「ほっとしています」と胸をなで下ろした。

開始わずか3分だった。右サイドでパスを受けて勢いよくドリブルをスタート。そこから中央に切れ込み、ペナルティーエリア手前から左足をコンパクトに振り抜いた。ボールは相手DFの足をかすめてゴール左上隅に突き刺さった。

「今日は絶対、自分で行こうって決めていた。他の選手に(パスを)出しても、もったいないですし。自分で行こうって決めていたからこそ、ゴールが生まれたのかなと思います」

昨季はマタラッツォ監督が就任して間もなく負傷で長期離脱。今季もW杯北中米大会でひざを痛めて出遅れ、先発した3試合でゴールに絡めず、チームも3戦未勝利だった。直近の公式戦6試合連続でスタメンを外れ、出番なしも3試合あった。ほかの攻撃陣が好調で、チーム内の序列は下がっていた。

それでも本人は「焦りとかはなかったですね。どうしようもないって感じだったので。正直、そこに関しては僕が決めることじゃない。チャンスがあれば頑張ろうかなと思ってました」。7試合ぶりの先発で目に見える結果を残し、復調のきっかけをつかんだ。

2-1の後半14分には今季初のアシストも記録。右サイドからドリブルを仕掛け、相手DF2人が寄せてきたところで、今度はフリーになった味方にラストパスを送った。「出た試合で積極的に結果を求めていくことが自分の価値を上げるために必要」。25歳のアタッカーは「もう言い訳もできないし、結果を狙いにいく」と巻き返しを誓った。