【ナッシュビル(米国)15日(日本時間16日)=佐藤成】ワールドカップ(W杯)北中米大会に臨む日本代表は、トレーニングパートナーのU-19日本代表と練習試合を行った。

最年長DF長友佑都(39=FC東京)は危機感を強めた。2度リードされながら劇的に追いついたオランダ戦から一夜明け、「いや、いい戦いで終わらしちゃダメですよ。結局、引き分けですからね。勝ち点1ですから。僕ら優勝を目指しているチームなんで。結局オランダ相手にもやっぱり勝つ力を持ってないといけないという意味では、勝ち点1なので」と引き締めた。

もちろん評価できる部分はあるが「慢心は絶対ダメ」と言い切った。次戦の相手チュニジアは、スウェーデンの1-5で大敗。前回のW杯カタール大会の初戦でスペインに0-7で大敗したコスタリカと似たような形で第2戦を迎える。

「シチュエーション的にはちょっと似ているんですよね。だからそれはもう1回、(板倉)滉にも選手ミーティングをした方がいいというのは僕からも伝えましたけど、もう1回、その時の僕の、僕らの経験した経験と、もう1回引き締めていこうというのは、また伝えようと思います」

チュニジアはもともと堅守が自慢。ただ初戦の大敗を受けてサブリ・ラムシ監督(54)が解任されるという異例の措置を経て日本戦に臨むことになる。フランス出身のエルベ・ルナール新監督(57)に率いる相手と戦う。長友は「奇妙ですよね。監督も交代して、どういうサッカーしていくかはまたわからないし、そういった意味では本当に気を引き締めないと、足元を救われる可能性は本当に大いにある」と警戒した。

前回大会では初戦ではドイツに劇的な勝利を収めて、メンバーを大きく代えて臨んだコスタリカ戦で0-1敗戦。第3戦に向けて追い込まれる形となった。「ドイツにやっぱり劇的に勝利したっていう部分で、何か自分たちの中でほっとしたというか、緊張の糸が悪い意味で切れてしまった部分は正直あったんじゃないかなと思って。ああいうことは絶対に起こしちゃダメですよ」。自身が出場した過去4大会でもなかった1戦目の後の選手ミーティングを実施することで一体感をより高める狙いだ。

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