FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会1次リーグF組2位で突破した日本(FIFAランキング18位)は、日本時間30日午前2時から決勝トーナメント1回戦でブラジル(同6位)と対戦する。

負ければ敗退となる大一番を前に、中国では、日本とブラジルの対戦が「リアル・キャプテン翼」として大きな話題を集めている。

高橋陽一氏の人気サッカー漫画「キャプテン翼」は、1981年の連載開始当時、日本がまだW杯出場を果たしていない時代に世界を舞台に戦う日本代表を描かれている。作品では国際大会の決勝で日本がブラジルを破る展開もあり、中国では今回のカードと重ね合わせ、「今、この光景が本当のものとなった」との投稿が拡散されている。

日本とブラジルがW杯で対戦するのは2006年ドイツ大会1次リーグ以来2度目。決勝トーナメントで顔を合わせるのは今回が初めてとなる。

中国版インスタグラムとして知られるSNS「小紅書(RedNote)」では、「ありえるよ、今のブラジルが日本に勝てるかはわからない」と、日本の勝利の可能性も十分あると見る声が上がった。

また、「この30年で日本は強くなり、ブラジルは弱くなった。私の中二病の魂を再び燃え上がらせてくれるか、見物だ」と、日本サッカーの成長とブラジルの変化を重ねながら、夢の対戦に胸を躍らせるコメントも相次いだ。

さらに、「戻れない青春を思い出した」と、同作への懐かしさを語りつつ、「中華圏でも多くの人が期待し、日本チームの熱狂を応援している」とエールの声も見られた。

一方で、「キャプテン翼の中では、中国チームは結構強いみたいだね」「子供の頃、よく『大空翼に似てるね』って言われていたの、私女の子だけど」と、試合だけでなく作品そのものを懐かしむ声も広がっていた。

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