男子400メートルリレーで日本が多田修平(21)-飯塚翔太(26)-桐生祥秀(21)-藤光謙司(31)で臨み、38秒04の3位。世界選手権初の銅メダルを獲得した。

 男子400メートルリレー決勝を走った日本の4選手のシーズン最高タイム合計は40秒43。ここから決勝のタイム38秒04を引いた2秒39はバトンパスなどで稼いだ「利得タイム」に該当する。37秒60で銀メダルだった昨年のリオ五輪時の合計は40秒52で利得タイムは2秒92。今回はリオ五輪ほどの精度の高いバトンパスではなかった一方、全体の走力アップが銅メダルにつながったと言える。