陸上男子100メートルで3連覇が懸かる桐生祥秀(21=東洋大)は9日の決勝に進出した。

 10秒14(追い風2・4メートル)だった準決勝を「中盤を意識し、それができた」と振り返った。3走として銅メダル獲得に貢献した世界選手権の男子400メートルで左太もも裏を痛め、それ以降、試合用のスパイクを履いて練習したのは7日だけ。足の負担を考慮し、全力のスタートはまだ切れない状態ながら、後半勝負に徹した。それでも最後は流す余裕。さすがの実力を示した。

 決勝では一緒に世界選手権(ロンドン)男子400メートルリレーで銅メダルを獲得した多田修平(21=関学大)との直接対決となる。「ライバルとして、楽しんで勝負したい。100メートルでしっかり結果を残して、リレーでも勝ちたい」と闘志を燃やした。