北海道マラソンは来年9月15日に行われる20年東京オリンピック(五輪)マラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ」(MGC)の出場権を懸けて行われる。男子は日本人1位で2時間15分以内、2~6位で2時間13分以内、女子は日本人1位で2時間32分以内、2~6位で2時間30分以内に入れば、MGCの出場権を得る。


男子は12年ロンドン五輪6位で昨夏の世界選手権に出場した中本健太郎(35=安川電機)、今年1月の箱根駅伝の青学大4連覇に貢献した下田裕太(22=GMO)らが出場する。


女子は昨夏の世界選手権代表の清田真央(24=スズキ浜松AC)前田彩里(26=ダイハツ)らが出場。16年リオデジャネイロ五輪や15年、17年世界選手権にトラック種目で出場した鈴木亜由子(26=日本郵政グループ)は一般参加でエントリーし、初マラソンに挑む。

GMOの下田裕太(18年1月3日撮影)
GMOの下田裕太(18年1月3日撮影)

<男子招待選手>

1 深津 卓也(30=旭化成)

 ▼2時間9分31秒(16年びわ湖毎日9位)

2 中本 健太郎(35=安川電機)

 ▼2時間9分32秒(17年別府大分毎日1位)

3 大塚 祥平(24=九電工)

 ▼2時間10分12秒(18年別府大分毎日3位)

4 伊藤 太賀(31=スズキ浜松AC)

 ▼2時間10分52秒(17年別府大分毎日4位)

5 浜崎 達規(30歳=なんじぃAC)

 ▼2時間11分26秒(17年防府読売2位)

6 下田 裕太(22=GMO)

 ▼2時間11分34秒(16年東京10位)

7 鈴木 忠(29歳=スズキ浜松AC)

 ▼2時間12分9秒(17年静岡2位)

8 谷川 智浩(29=コニカミノルタ)

 ▼2時間12分13秒(16年シドニー1位)

9 岩田 勇治(31=MHPS)

 ▼2時間12分15秒(17年別府大分毎日8位)

10 松尾 良一(27=旭化成)

 ▼2時間12分19秒(18年延岡西日本3位)

12 中村 泰之(33=スズキ浜松AC)

 ▼2時間12分36秒(17年防府読売5位)

13 兼実 省伍(27=中国電力)

 ▼2時間12分58秒(17年防府読売6位)

14 五十嵐 真悟(32=城西大学クラブ)

 ▼2時間13分15秒(16年勝田全国1位)

15 池田 宗司(31=ヤクルト)

 ▼2時間13分27秒(16年びわ湖毎日10位)

16 福田 穣(27=西鉄)

 ▼2時間9分52秒(18年ゴールドコースト3位)

※タイムは16年1月1日以降のベストタイム


<女子招待選手> 

51 清田 真央(24=スズキ浜松AC)

 ▼2時間23分47秒(17年名古屋ウイメンズ3位)

51 沼田 未知(29=豊田自動織機)

 ▼2時間27分27秒(16年名古屋ウイメンズ9位)

53 加藤 岬(27=九電工)

 ▼2時間28分12秒(17年防府読売1位)

54 井上 彩花(27=大塚製薬)

 ▼2時間30分43秒(18年名古屋ウイメンズ13位)

56 前田 彩里(26=ダイハツ)

 ▼2時間30分54秒(18年名古屋ウイメンズ15位)

57 奥野 有紀子(25=資生堂)

 ▼2時間31分17秒(16年東京10位)

58 池満 綾乃(27=鹿児島銀行)

 ▼2時間31分21秒(18年名古屋ウイメンズ16位)

59 津崎 紀久代(28=ノーリツ)

 ▼2時間31分33秒(17年リガ2位)

60 床呂 沙紀(24=京セラ)

 ▼2時間33分41秒(18年鹿児島1位)

61 新井 沙紀枝(24=肥後銀行)

 ▼2時間34分40秒(17年大阪国際女子19位)

※タイムは16年1月1日以降のベストタイム

中本健太郎(2017年2月5日撮影)
中本健太郎(2017年2月5日撮影)

◆マラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ」(MGC)

2019年9月15日に開催予定の20年東京五輪マラソン代表選考会の名称。MGCで男女各2人を選ぶ。17年夏から19年春までに行われる国内指定大会「MGCシリーズ」で、日本陸連が各大会に定めた順位とタイムの条件を満たした選手はMGC出場権を獲得する。男子は北海道、福岡国際、別府大分毎日、東京、びわ湖毎日がMGCシリーズに指定されている。

MGCのコース
MGCのコース