“金ジャー作戦”で東洋大が悲願の総合優勝を狙う。13日に都内で行われた第95回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)の壮行会に、エントリーされた選手らが金色のジャージーを着用して参加。同校のイメージカラーと言えば鉄紺色だが、前回大会終了後に酒井俊幸監督(42)が「ゴールドしかないでしょ」と金色に決めた。「金ジャー作戦でいきましょうか」と青学大の「ゴーゴー大作戦」に対抗するかのように言った。

前回大会は往路優勝するも、総合では3大会連続で2位。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝でも頂点には輝けず、悔しい成績が続いている。さらに今大会は第95回大会という節目の大会でもあり「総合優勝にかける思いを込めました。箱根駅伝だけは譲れない」と言葉に力を込めた。鉄紺色のたすきも金色を加えた特別仕様にするなど、総合優勝に向けて並々ならぬ思いを持って臨む。