男子走り幅跳びでまた日本新記録が出た。城山正太郎(24=ゼンリン)が追い風1・5メートルの3回目に8メートル40の日本新記録を樹立した。自己記録を39センチも上回った。

同大会では橋岡優輝(20=日大)が1回目に27年ぶりの日本記録となる8メートル32を樹立していた。それから、わずか約1時間ほどで記録を塗り替えた。

午後5時以降は適度な追い風が吹く福井県営陸上競技場。福井陸協の木原靖之専務理事は前日、「狂ったような競技場」と表現するほど、好記録が連発することを示唆していた。まさにその通りの仰天の記録ラッシュとなった。