陸上の世界選手権(ドーハ、27日開幕)に出場する3人の女子マラソン選手が22日、羽田空港で出国前に取材に応じた。

谷本観月(天満屋)は3月の名古屋ウィメンズマラソンで自己記録を更新する2時間25分28秒をマークした。世界選手権を目前に控え、「今は楽しみと緊張が半分ずつ。入賞目指して頑張る」と話した。今月15日のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ではチームメートの前田穂南が優勝し、小原怜も3着。「チームにも自分にもいい刺激になった」と後に続く構えだ。

池満綾乃(鹿児島銀行)も、名古屋ウィメンズマラソンで自己ベストを更新。「楽しみと不安があるが、最後までしっかり走り抜けたい。練習の成果を120パーセント発揮して、最高の走りができれば」と意気込みを語った。

1月の大阪国際マラソンで4位に入った中野円花(ノーリツ)は、「不安はあるが、しっかり楽しみたい。最後まであきらめないで走る」と誓った。