鈴木亜由子「トライした結果のケガ」五輪の活躍誓う

東京オリンピック(五輪)マラソン日本代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)の壮行会が22日、出身地の愛知県豊橋市で行われた。

1月下旬に右太もも裏肉離れを発症し、出場予定だった今月11日のレースを欠場したが「皆さん、心配しないでください」と明るい声でスピーチした。

昨年9月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で2着に入って五輪切符をつかんだ。しかし、そのレース終盤に足が止まってしまったことを反省し、ランニングパートナーと質の高い練習を積んできたという。そうした強化に取り組んできた中でのアクシデントを「トライした結果としてけがをしたが、次のステップに行くには必要な経験、過程だったと思っている」と前向きに受け止めた。

現在は水泳トレーニングやウオーキング中心の調整でまだ走っていないが、3月中旬からの米アルバカーキ合宿に向けて状態を上げていく。

この日の壮行会には700人以上に及ぶ地元ファンや関係者が詰めかけた。鈴木は「地元の皆さんに支えられていると改めて実感した。(豊橋は)私の原点であり、力の源」と感謝し、五輪での活躍を誓った。

時習館高時代の鈴木を指導し、現在は東三河陸上競技協会の会長を務める夏目輝久さんは、「世界の強豪とのレースになるが、『日本の鈴木亜由子ここにあり』という走りを期待している」とエールを送った。