日本歴代6位の2時間5分51秒を持つ山下一貴(29=三菱重工)が、2時間10分49秒で金メダルを獲得した。日本勢の優勝は18年ジャカルタ大会の井上大仁以来、史上5人目。山下は「金メダルをとることができて、心底ほっとしています」と胸をなで下ろした。
17キロ付近で先頭集団から一時離れたが、徐々に差を詰め、35キロ手前で先頭に立った。そのまま後続を振り切り、競技場に入るとフィニッシュラインを越えた瞬間、笑みがこぼれた。
来年10月には、28年ロサンゼルス五輪の代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が愛知で開催される。「今回より人数が多く、自分と同じような力のある選手もいっぱいいる。簡単にはいかない」と山下。今後については「総監督や監督と話し合って、練習して臨むと思います」と語った。

