早大のスーパールーキー増子陽太が3大駅伝デビュー戦で区間新を打ち立てた。
トップと2秒差の2位でタスキを受け取った2区の増子は8・7キロ地点で先頭集団から抜け出してスパートをかける。30分51秒の区間新記録をマークし、3区の新妻遼己(1年)に1位でつないだ。
試合巧者ぶりも示した。「早い段階で不規則にペースを変えて、乱すことを意識していました。一定のペースで行けば、もっとタイムが出たのかなと思うんですけど、首位で渡す、先頭で渡すという部分では、揺さぶりをかけられたんじゃないかなと思います」とうなずいた。
万全な状態ではなかったという。「自分の中でちょっと体調を崩していた部分があって、練習も離脱して、1週間前は調子もすごく悪かったんです。出雲の時はすごく調子が良かったですけど、今大会に臨むにあたって、昨日まですごく不安でした」と明かした。
出雲駅伝で自身よりも早くデビューしていた新妻らの活躍が刺激になった。「自分も今回頑張らなきゃなという思いはあったので、気持ちの部分での成長はすごく感じました」と結果を残した。
学生トップクラスの5000メートル13分20秒35の自己ベストを持つ逸材で、昨年の全国高校駅伝ではエースとして学法石川(福島)を初優勝に導いた。本田桜二郎、新妻(ともに1年)とともに「令和の三羽ガラス」と称されている。

