静岡県東部を中心に活動するプロサイクリングチームのレバンテフジ静岡と沼津市が5日、地域づくりに関する連携協定を締結した。沼津市役所での締結式に、頼重秀一市長(52)、レバンテフジ静岡から二戸康寛代表(47)と選手の野宮一朗(25)、富士宮市出身の高梨万里王(まりお、19=星陵高出)が出席した。

地域密着を掲げるレバンテフジ静岡は、昨年にも拠点を置く富士市と同様の協定を結んだ。二戸代表は「沼津市では、毎週のように練習をさせてもらっている。活動の場を与えてくれている地域に、何が還元できるのかを常に考えている。富士市も含めて広域連携を図りながら、自転車文化の推進や定着を目指していきたいと思います」と、決意を新たにした。

今後は、サイクルスポーツや自転車の魅力を伝えるイベントや体験会、事故防止教室などを協力して開催していく予定だ。【前田和哉】