菊池英仁(12=宮城FSC)が92・64点で優勝した。冒頭の3回転ルッツに成功し、3回転トーループ-2回転トーループの連続ジャンプも着氷した。昨年はノービスBで2位。「小さいミスが少しあって不安だったけど、目標だった1位になってすごくうれしい。去年は悔しい思いだった。Aでは頑張ろうと思った」と念願の頂点に立った。

アクロバットが得意で、特技はバック転10連続。氷上では「ちょっとやってみたいけど、やっぱり怖い」と、まだ挑戦していないものの「やってみたい」と、将来的にプログラムにアクロバットを取り入れたいと考えている。

オリンピック(五輪)連覇の羽生結弦さんが育った宮城FSCに所属する。アイスショーへの招待を受けたり、仙台で行われた大会でサプライズ披露された演技を見たりしたことがあり「表現もすごい豊かで、目標」と憧れる。

大会後、日本スケート連盟のフィギュア委員会から推薦され、全日本ジュニア選手権(11月21~23日、茨城・山新スイミングアリーナ)の出場権を獲得。「挑戦してやっていきたい。今回は入れられなかったジャンプとか難しい入りのスピンを」と見据えた。

将来も、優れた身体能力を生かし「さらに表現ができて、みんなが驚くような高さのジャンプができるスケーターになりたい」と目を輝かせた。【保坂果那】