【ケロウナ(カナダ)=藤塚大輔】島田麻央(木下グループ)が会心のGPシリーズデビューを飾った。ショートプログラム(SP)で今季世界最高となる自己ベストの82・11点で首位発進。紀平梨花の83・97点に次ぎ、日本女子歴代2位の高得点を記録した。10月30日に18歳になった高校3年生が、日本女子4人目のGP初出場優勝がかかる1日(日本時間2日)のフリーへ臨む。男子は中田璃士(りお、18=西武グループ)がGP初戦に臨み、合計249・25点で2位になった。

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中田は悔しげに言い捨てた。「ここで決められないのが情けない。弱い」。SP首位で迎えたフリー。練習で好調だった4回転トーループが2本連続で2回転となり、フリー4位の得点にとどまった。20年NHK杯の鍵山優真以来、日本男子2人目のGP初出場優勝はならず。「1位しか狙っていなかった。2位でも全然うれしくない」と、さえない表情で銀メダルを掲げた。

9月の木下グループ杯でもSP首位から総合5位に後退。シニア1年目の国際大会は2戦連続でフリーの壁にぶつかっており「何も変わっていない」と厳しい言葉が並んだ。次戦は11月27日開幕のGP第6戦NHK杯。シリーズ上位6人による12月のファイナル進出には、表彰台に乗りたいところだ。世界王者マリニン(米国)やミラノ五輪銅の佐藤ら強敵が集うが「自分に勝てるかが大事」と己に集中する。

【フィギュア】中田璃士、GPデビュー戦Vならず…4回転でミス 悔しい2位/スケートカナダ