【ケロウナ(カナダ)=藤塚大輔】島田麻央(18=木下グループ)がGPシリーズデビュー戦で優勝を果たした。スコアは153・33点の合計235・44点。合計点では自己ベストとなった。今季世界最高得点にもなった。

濱田美栄コーチがフリー後に取材に応じ、島田の成長や課題を語った。

教え子の優勝には「よく頑張ったと思うけど、やっぱりシニアだからもうちょっと後ろの点(演技構成点)がね」とやや辛口評価。「2番、3番(2位、3位)の子はやっぱり大人の滑りだった。3年でもう少し、そういうところも磨いていかないと」と話した。

島田はこの日、冒頭でトリプルアクセル(3回転半)を成功。続く4回転トーループは回転不足で減点となりながらも降りた。大技2本着氷で勢いに乗り、全ての技をそろえた。

大舞台で見せた切り替え能力の高さについては「すごく大事だと思います。集中力がありますから」とうなずく。

今後、4回転に関しては「体に負担はかかるので。毎日毎日できるわけではない」としたが、「ルッツも結構いい感じで、ちょっとだけ降りている」と期待を寄せている。

18歳の島田に対して「まだまだジュニアっぽいところがある」と言う濱田コーチ。それでも、「しっかり試合で出し切れる、勝ち切れる力はあるんで、そこは素晴らしい才能」とデビューVをたたえた。