男子ゴルフのパナソニック・オープン(21日開幕、千葉CC梅郷)の練習ラウンドが20日、同コースで行われた。

 川村昌弘(22=antenna)は3年ぶりに復活した大会で“連覇”を狙う。これまで20カ国以上でプレーしてきた超国際派の男にとって「アジアに出ていくきっかけになったし、優勝で1年の過ごし方が大きく変わった」という原点ともいえる舞台。それだけに「復活してもらってありがたい」と喜びを隠せない。

 今季アジアツアーでは賞金ランク13位。シード獲得のメドがつき「来年も仕事があるということで安心してます」と笑う。13年の初優勝時は20歳96日。73年のツアー制度施行後では、石川遼、松山英樹に次ぐ3番目の年少記録だった。「優勝したのが随分前のことに感じる。日本でもアジアでも、優勝できれば」と2勝目を誓った。