谷原秀人(37)は7バーディー、ノーボギーの65。「危ない感じもなく、昨日よりパターがよかったですね」と振り返った。6番と14番では5メートル、11、17、18番では2~3メートルの微妙なバーディーパットを決めた。

 2週前の全米オープンで強烈な傾斜と速さの「今までで一番難しかった。マスターズより難しい」というグリーンを体験。「その余韻が残りすぎて」前週のISPSハンダ・グローバル杯ではパットが打ちきれずに予選落ち。今週は「見た目のスピードと自分のスピードを意識して、そのイメージが残っているうちに」と、迷いが出る前にすぐに打っていた。

 今季は3位2回、5位と6位が1回ずつ。はやく今季初勝利が欲しいところで「ショットはいいので、あとはグリーンをどう克服できるか。今日ぐらいできればいいですけど」と話していた。