約5カ月ぶりの試合復帰となった石川遼(24)は10番パー5からスタート。「出だしの緊張感もありましたけど、いいショットでドライバーを打てて、セカンド(3番ウッド)も狙ったところに打てた」。この2つのショットは「ケガをする前よりうまくなったと思う」。ケガとは長期離脱につながった2月の腰の故障のことで、それ以前より進化している感覚を得たようだ。

 11番、12番で連続ボギーの後、13番パー3ではグリーン奥から「完璧なロブショット」でチップインバーディー。流れを変えかけたが、その後が続かなかった。

 77でホールアウトし「ドライバーも林にいったり、広いフェアウエーを外したり、アイアンも距離感が合っていなかったし、そういうスコアが出る内容でした」と振り返る。第2日に向けては「(今日は)パー5で全然(バーディーが)取れなかったので、明日はそこを攻略していかないと」と話していた。