第2ラウンドの残りが行われ、畑岡奈紗(17=茨城・ルネサンス高3年)はアマチュア史上初の2週連続Vへ惜しくも届かなかった。9ホールを1バーディー、1ボギー。通算4アンダーの140で4位でプレーオフには2打届かなかった。

 11番でボギーが先行したが、13番パー4では第2打をピンに絡めてバーディー。その後も正確なアイアンショットでチャンスをつくりながら、わずかにパットが外れて天を仰ぐ場面が目立った。最終18番でも3メートルが入らず「最後は入れたかったですね。15、16番も決めなきゃいけないです。頭の中で全ホールバーディーを取るイメージはできていたんですが、イメージ通りのボールが打てなかったです」と悔しがった。

 週明けにもプロ転向が見込まれる。「スコアが同じだったので気になりました」という同組の勝みなみ(18=鹿児島高3年)をおさえてローアマに輝き、アマチュア最終戦となることが濃厚な一戦を終えた。「私は中学1年でやっと全国に行けた選手。中学、高校の6年ですごく成長できた」と笑顔で話した。