女子ゴルフの柏原明日架(20=富士通)と永峰咲希(21=ニトリ)が21日、宮崎県庁で行われたアクサ・レディース(3月24日開幕、宮崎・UMKCC)の記者発表会に出席した。

 17年で5度目の開催となる同大会で初の地元宮崎県勢Vに期待がかかる2人。日本女子オープンでは2年連続最終日最終組も経験している柏原は「第1回大会からアマチュアとして出場させていただいて、過去4回いろんな選手が優勝している姿も見てるので、来年5回目の大会でそこに立てるように頑張りたい。地元宮崎での(シーズン)1戦目ですし、ツアー4戦目で勢いのある選手が勝つと思うし、大会を盛り上げられるように優勝も狙っていきたい。来年は初優勝だけじゃなく、2勝、3勝と狙っていきたい」と決意表明。

 今季トップ10フィニッシュ8度の安定感で賞金ランク23位となり、ツアー最終戦のLPGAツアー選手権リコー杯にも初出場した永峰は「今年(のアクサ・レディース)は3日間思うようなプレーができずに悔しい思いをしたので、それを踏まえて、初日からエンジン全開でいって、最終日最終組で優勝争いできるように頑張っていきたいと思います。来年は初優勝を狙っていきたいし、2、3勝と勝ちたい気持ちもあるので、最初からエンジンかけていきたい」と意気込んだ。

 同大会の特徴は地元企業の協力によって成り立つ「地産地消」方式の運営。大会を通じた宮崎の経済発展への貢献を目指すだけでなく、東日本大震災の被災地の子どもへの就学支援、被災した3県のジュニアゴルファーを大会のプロアマ戦に招待するなど復興支援活動も行っている。