2位から出た畑岡奈紗(18=森ビル)が69で回ってスコアを3つ伸ばし、通算8アンダーの208で第1日以来となる首位に返り咲いた。

 折り返しの9番で最初のバーディーを奪うと、パットがさえた後半で3バーディー。昨年の最終予選も第3日まで首位に立ったが、残り2日間でスコアを9つ落とした。当時は14位でフル参戦の資格こそ確保したものの、教訓として刻まれている。「半分終わって、残り2日がまだ大事だというのが去年、身に染みて分かっているので、さらに気を引き締めて残り2日頑張りたいです」と意気込んだ。

 宮里美香(28=NTTぷらら)はイーブンパーの26位。横峯さくら(31=エプソン)はスコアを5つ伸ばし、通算1オーバーの35位に浮上した。

 第4ラウンド終了時点で70位タイまでが最終日の第5ラウンドに進出。20位までが来季米女子ツアーのほぼ全試合に出場できるフル参戦の資格を獲得し、21位から45位が限定的な出場資格を得る。