上位24選手が6ホールずつのマッチプレー方式となった最終ラウンド1回戦で敗れた小平智(28)は「自分的には悪いゴルフはしていない」と前向きに話した。

 アマチュアのミンウー・リー(19=オーストラリア)と1番でお互いにバーディーを奪取。幸先良いスタートを切ったが、続く2番でバーディーパットをカップに嫌われ、リーにポイントを奪われた。流れがつかめず、5ホール目に3アンド1で敗退となった。

 小平は「短期決戦なので、どう転ぶかわからないですしね。実力とかそういうものではないと思います。勢いや運もありますから」と強調。現在の世界ランキングは37位で、マスターズ出場権の圏内にいる。「これでもちょっとはポイントを稼いだと思うので、次につながる」と見据えた。