今平周吾(25=レオパレスリゾートグアム)が5バーディー、ノーボギーの65で回り、通算9アンダーの131で単独首位に浮上した。

 パーオン率は90%に迫り「チャンスについたところをしっかり取れた。ボギーがなかったので良かったです」とうなずいた。最終18番は左のフェアウエーバンカーに打ち込み、第2打は出すだけ。最後は5メートルのパーパットを沈め「よく入りましたね」と、人ごとのように笑った。

 ホールアウト後、ファンサービスとして今季から始まった上位選手の公開インタビューに呼ばれた。「声を出すのが慣れなくて、あまり得意じゃない…」と苦笑い。シャイな性格の25歳は、18ホールを危なげなく回った後に冷や汗をかいていた。