9打差から出た畑岡奈紗(19=森ビル)が、歴史に残る追い上げで77年樋口久子以来となる日本人2人目のメジャー優勝へあと1歩と迫った。2イーグル、5バーディー、1ボギーで全米女子プロ最終日史上最少「64」。通算10アンダーの278で突入したプレーオフ(PO)こそメジャー2勝目を飾った昨季賞金女王の朴城■(24=韓国)に敗れたが、最新世界ランクは自己最高12位に上昇。前週米ツアー日本人最年少Vを飾った19歳はあらためて無限の可能性を示した。

 4月から畑岡の転戦に同行している母博美さんは「(優勝した)先週といい、成長ぶりに驚いています。プロらしくなったなと思う。グリーンを外した時のパーセーブ、チップインも頻繁にあった。ドキドキしました」と、まぶしそうに娘を見つめた。前日、体感気温40度超の暑さから疲れを隠せなかった畑岡は宿で水風呂に入り、夕食は母お手製の「豚しゃぶ」で元気を取り戻したという。期待に応える奮闘ぶりに「まだ先は長いので、もっと(サポートを)頑張りたい」と話した。

※■は火へんに玄