2023年大会覇者の鈴木愛(32=セールスフォース)が、昨年11月のツアー選手権リコーカップ以来のツアー通算23勝へ、首位タイスタートを決めた。
6バーディー、2ボギーの4アンダー68。最終18番パー5で約2メートルを沈め、上がり2連続バーディーで金田久美子らのトップグループに追いついた。
一喜一憂することなく、3年前の優勝者は「めちゃめちゃ好きなコース。いいイメージだったが、例年よりグリーンが速く、タッチを合わせるのが大変だった」と、冷静に振り返った。
大会直前には、7月28日に最大震度7の地震が発生した熊本県の被災者に、救援金1000万円を贈った。
徳島県三好郡生まれの鈴木は、熊本で毎年開催されるKKT杯バンテリン・レディースに出場していることで立ち上がった。
ツアー22勝のうち、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯などメジャーは3勝。賞金女王にも2度輝いた実力者は、休養をはさんで3週ぶりのツアー復帰になる。
「休み明けは、あまりよくない傾向がここ数年続いていたので、少しホットしている。あと2日間、アンダーパーで回って優勝争いがしたい」
言葉に力みはなく、自然体のプレーで被災地へもエールを届け続ける。

