首位で出た小祝さくら(25=ニトリ)が今季初優勝、ツアー9勝目を飾った。3バーディー、2ボギーの71で回り、通算12アンダー、276で制した。穴井詩、菊地絵理香の追い上げを振り切り、2位の2人に3打差を付けた。菊地と宮沢美咲の道産子3人で、初日から4日間同じ組でプレー。地元ファンの声援を力に、念願の北海道開催大会での優勝を果たした。

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折り返しのパーパットを沈めて優勝を決めた小祝は、4日間一緒にプレーした同郷の菊地、宮沢とハグを交わして健闘をたたえあった。北海道開催の大会を制し、「やっと地元優勝できた。すごく長く感じた」と喜びに浸った。

前半途中には一時6打差とリードを広げた。独走態勢に持ち込むかと思われたが、後続も猛追。14番パー3でボギーをたたくと、別組の穴井がスコアを伸ばし、2打差に詰め寄られた。しかしその状況を把握していなかったことが幸いし、余裕を持ってプレー。一時2打差になっていたことを試合後の会見で初めて知り、「気づいていたら、気持ちは変わっていたと思う」と驚き交じりに語った。

1月から都内で1人暮らしを始めた。優勝した当日に帰京するそうで、祝いの宴は「自宅で自炊して、焼き魚を食べたい」。喜びは1人でかみしめる。【奥岡幹浩】

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