国内女子ゴルフツアーで、前週の富士フイルム・スタジオアリス女子でプレーオフの末に惜敗し、2位だった河本結(26=RICOH)が、16日までに自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、雪辱に向けて練習する動画を公開した。動画は「今日はリキ(弟)と練習(力のクラブ借りた)」の字幕付き。国内男子ツアーで通算2勝の“飛ばし屋”河本力のクラブを使い、打撃練習場でアイアンショットを行っていた。
富士フイルム・スタジオアリス女子では、3日間、正規の54ホールを終えて安田祐香、中村心と通算9アンダーで並んだ。朝から降り続いた雨が強くなった中、18番パー4で繰り返されたプレーオフは、1ホール目で河本と安田がパーだったのに対し、ボギーとした中村が最初に脱落。2ホール目で、河本は決めれば優勝というパーパットがカップの左を通過し、苦笑いを浮かべていた。
安田との一騎打ちとなった、プレーオフの明暗が分かれたのは4ホール目だった。ともにティーショットを左に曲げてバンカーへ。そこから安田がピン奥2メートルのスーパーショットを繰り出したのに対し、河本は別のアゴの高いバンカー脇のラフに打ち込んでいた。両足は雨で水たまりができ、足元が緩くて踏ん張りの利かない状況で、ボールは腰の位置。クラブを短く持って、野球のような打ち方で放った第3打は、観客席下まで大きくオーバーした。ドロップゾースから寄せて1パットで沈めたがボギーフィニッシュ。安田が2メートルのバーディーパットこそ決めきれなかったが、落ち着いて15センチのパーパットを決めたため、ツアー通算3勝目には届かなかった。
試合後は「よくプレーオフに残ったと思う。自信になった」と、最終日に6位から首位まで追いついたことへの手応えを口にしていた。さらなる練習でレベルアップを誓っていた中で、早速、練習に打ち込む様子を公開し、心身のたくましさをのぞかせていた。

