日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日、週刊文春が報じた女子プロ3選手と男性キャディーの不倫問題について、3選手、キャディー、理事の計5人への処分を公表した。

川崎春花(22=村田製作所)、阿部未悠(24=ミネベアミツミ)、小林夢果(21=ヨコハマタイヤジャパン)の3選手に厳重注意と、25年度に開催する新人セミナー(第1~3日目)の受講を義務付けた。

3選手の不倫の相手として報じられた男性キャディーの栗永遼氏(30)には、9年間のJLPGAツアー競技、同協会の関連イベントなどの会場への立ち入りを禁止にした。

不適切な発言が報じられた協会の福本佳世理事(60)には「協会の名誉と信用と秩序に与える影響が大きい」などとし、けん責とした。

同協会は19日に懲戒諮問委員会及び理事会を開き、処分を決めた。

これまでの経緯は以下の通り。

▼3月5日 週刊文春電子版が「有名女子ゴルファー3人とトリプルボギー不倫した男」との題名で報じた。この日は国内ツアー開幕戦のダイキン・オーキッド・レディース開幕前日。報道を受けて、JLPGA小林浩美会長が開幕戦の会場で報道陣に対応した。「協会としては、選手の私生活上の行為については、必要がない限り、関与はしません。が、今回の事情を確認してですね、必要に応じて、事実確認の調査をして、調査に基づく適切な対応を講じることを検討します」と、慎重に話した。夜にJLPGAの公式HPでも同様の見解が掲載された。

▼同12日 週刊文春電子版が「『あなたの夫と付き合った子は優勝する』不倫されたゴルファー妻(26)に協会理事が発した驚愕の“不適切発言”」との題名で報じる。JLPGAは日刊スポーツの取材に対し「3月5日付JLPGAウェブサイトにて発表させていただいたとおり、弊協会といたしましては選手個人の私生活上の行為については必要がない限り関与しませんが、本件につきましては弊協会において事実関係を調査する方針です」とコメント。事態を重く見て「調査する」と一歩踏み込んだ方針を打ち出した。

▼同17日 小林会長がJLPGA社員総会後の会見で「事実を確認して、適切な対応を講ずることを検討してまいります。結果の公表を検討します」と話すなど、調査結果を公表する可能性を示した。

▼4月14日 川崎は開幕戦から5戦連続で欠場後、マネジメント会社を通じてコメントを発表。「一連の報道により世間をお騒がせしまして申し訳ありませんでした」と謝罪。「トーナメント出場について、さまざまなご意見、ご指摘があることから自粛させていただき、しばらく反省期間を取っておりました」とした上で、今季第6戦に出場すると発表した。

▼同17日 復帰戦となった今季第6戦開幕前日に会場で報道陣に対応。「お騒がせしてすみませんでした」と頭を下げた。涙を流しながら「精いっぱい頑張ります。できることを。これからしっかり練習して、準備して、精いっぱい頑張ります」と言葉を振り絞った。

【謝罪全文】女子プロ3選手と不倫男性キャディー「役割を自覚できず…」