各校各日4人中上位3人の合計で争い、男子は佐野日大(栃木)が2連覇を飾った。第1日首位に並んでいた埼玉栄(埼玉)に、この日の前半で5打リードされながら、後半に逆転。通算10アンダー422として、1打差でかわした。女子は埼玉栄が4年ぶりの栄冠に輝いた。2位以下がスコアを伸ばせない中、通算2アンダー430で逃げ切った。上位の男子13校と女子11校が全国高校選手権団体の部(8月27~28日、栃木・サンヒルズCC)に進んだ。

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○‥佐野日大は、第1日はリザーブだった橋本圭市(3年)が5アンダー、エースの佐藤ミラー(2年)が3アンダーで、チームを逆転Vに導いた。劇的だったのが橋本の14番パー4でのイーグル。残り147ヤードを9番で打つと、ボールがそのままカップインした。「バンカーに両足を入れて、ラフのボールを打ちました。ドローでピンに戻っていくと、入っていました。起死回生の1打だと思いました」と、橋本は興奮冷めやらぬ様子。「全国でもメンバーとして貢献したい」とさらなる活躍を誓った。佐藤は「ハーフを終わって5打差あったが、最後まであきらめずにプレーしました。今年のチームの力は去年よりあると思うので、全国優勝も狙います」と、やる気を見せていた。

○‥女子の埼玉栄は、悪天候にも4選手全員が大崩れすることなく、チーム力で栄冠をモノにした。主将の伊藤愛華(3年)と佐藤彩葉(2年)が、それぞれ通算1アンダーとし、鈴木みなみ(2年)が同パープレーで続いた。伊藤は優勝を喜びながらも、自身の最終日が2オーバーだったことを反省。「今日は引っ張る立場になれなかったので、全国では全員アンダーで優勝できるように頑張る」と気を入れ直した。最終日パープレーだった佐藤は、去年は試合に出られず、今年初めてレギュラー入りした。関東Vに笑顔を見せると、「全国ではキャプテンを勝たせると2年生で話をしました。必ず優勝します」と気合を入れていた。

 

<男子上位成績>

【1位】佐野日大(栃木)422=214・208(林田遼汰71・72、岩井礼歩73・-、高木暢仁70・77、佐藤ミラー73・69、橋本圭市-・67)

【2位】埼玉栄(埼玉)423=214・209(清水奏琉74・73、戸村空汰72・71、大郷喜一68・70、井上滉太76・68)

【3位】水戸啓明(茨城)434=221・213(八木沢迦音77・75、柴田悠希76・72、杉森拓斗69・73、粟野泰成76・68)

 

<女子上位成績>

【1位】埼玉栄(埼玉)430=213・217(中沢紗来73・75、佐藤彩葉71・72、鈴木みなみ73・71、伊藤愛華69・74)

【2位】拓大紅陵(千葉)434=215・219(永石杏奈70・74、真木渚75・-、高橋彩夢70・73、川連優夢76・72、石井柚妃88)

【3位】日本ウェルネス(茨城)439=221・218(崎浜ゆい75・72、佐藤愛実76・70、植田桔千乃70・76、高橋亜莉澄80・80)

 

<主催>関東高等学校・中学校ゴルフ連盟、日刊スポーツホールディングス<後援>大田原市、関東ゴルフ連盟、PGA、栃木県プロ協会、スポーツニッポン新聞社、報知新聞社、サンケイスポーツ<協賛>住友ゴム工業(ダンロップ)、ピア21<協力>那須野ケ原CC、千成GC