世界5位の錦織圭(25=日清食品)が宿敵を破り、2年連続での4強入りを決めた。

 通算12度目、今季だけで3度目の対戦となった同8位のフェレール(スペイン)を6-4、6-2の1時間12分で破り、準決勝では日本時間10日午前3時以降に同3位のマリー(英国)と対戦する。

 ともにミスの多い試合で、立ち上がりは0-2とリードを奪われた。しかし、次のフェレールのサービスゲームで「自分では何もしなかった」のに、2本のダブルフォールトに乗じブレークバック。「あのゲームが大きかった。あそこで0-3になっていたら違った展開だった」。第7ゲームで再び相手のサービスゲームを破り6-4で先取すると、第2セットも押し切った。

 これでフェレール相手に通算8勝4敗。今季は2勝1敗と勝ち越した。

 準決勝は、昨年ツアー最終戦で初めて勝利を挙げたマリーが相手だ。「いいイメージは残っているが、今年はさらに違った(強い)選手になっている。向かっていく気持ちで行きたい」。目標としたマスターズ大会優勝まで残り2勝となった。